「最悪のがん」 すい臓がん
すい臓がんによる死亡者数は年間3万人を超えると言われており、年々増加傾向にあり ます※1。すい臓がんは「消化器系がん」の中でも痛みなどの自覚症状が少なく、 「早期発見が難しいがん」※2と言われており、がんの中でも対処が難しい“最悪のがん”として知られています。
※1 出典:厚生労働省 人口動態統計によるがん死亡データ(2014)
※2 出典:大阪赤十字病院 がん診療情報・がん診療センター
「早期発見」が重要なすい臓がん
すい臓がんは自覚症状が少なく早期発見が難しい上に、進行が早いために重症化してしまうケースが多いとされています※3。 5年相対生存率をステージ別にみると、ステージ4では10%を切り、非常に低くなっております※4。 しかし、初期段階での発見・対処が出来れば、生存率は50%以上とも報告されており、早期発見・早期治療が非常に重要あると言えます。
※3 出典:東京医科歯科大学 肝胆膵外科
※4 出典:国立がん研究センター がん対策情報センター がんの統計
すい臓がんのリスク因子と予防
リスク因子としては、慢性すい炎や糖尿病にかかっている、肥満、喫煙などが挙げられます※5。また、家族歴もリスク因子として挙げられています。 一方で禁煙や飲酒量を抑えること、バランスの良い食生活、適切な運動といった生活習慣の改善が、すい臓がんの予防に効果的といわれています※6。
※5 出典:国立がん研究センター がん情報サービス 膵臓がん
※6 出典:国立がん研究センター がん情報サービス 科学的根拠に基づくがん予防
ProtoKey(R)(すい臓がんリスク検査)とは?
独自のペプチド解析技術により、これまで検出できなかった小さいペプチド断片が検出可能に。悪性腫瘍・血液凝固・腫瘍転移などに関与することが知られる4種類のペプチドを測定します。
測定マーカーについて
すい臓がんで特異的に増減する4種類の血中ペプチド量で測定することで、すい臓がんのリスクを調べる血液検査です。
ProtoKey(R)(すい臓がんリスク検査)の報告書について
測定値からすい臓がんリスクインデックス値を算出し、すい臓がんリスクを3段階評価します。高リスク群への精密検査の受診、定期的な検査を促します。比較的初期の段階のすい臓がんでもリスクインデックスが高値を示すことが明らかになっています。
※本サービスは、利用者自身が生活習慣の改善や受診を行うかを 判断するための参考となる情報を提供するものであり、すい臓がんの疾患・発症に関する医学的な診断や助言を行なう検査ではなく、医師の診断や助言を代替するものではございません。 ※すい臓がんの発症や進行は、その他の健康診断の検査結果や精密検査の結果をもとに総合的に判断されるものです。